一般的なシャンプーに使われる有害な成分
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あなたは大丈夫?市販のシャンプーには有害な成分がいっぱい
「髪にいい」「地肌をすこやかに」なんていう売り文句のシャンプーにも有害な成分が使われていることが多いです。
植物性をアピールしているのに、主な成分は石油系ということも多いです。
植物性の成分を「配合」しているだけで、主な原料は石油由来ということがあります。
「弱酸性だから地肌にやさしい」という商品も多い。
phが弱酸性に調整されていても、有害な化学物質が入っていたら長期的にみればやさしくないのではないでしょうか。
まるで、「ブロッコリーは健康にいいのよ。このブロッコリーは危険な農薬を使って育てたものだけどいっぱい食べてね」と言っているようなものです。
そもそも石鹸はアルカリ性のもの。
それがなんらかの化学的な処理で性質が変わっているという時点で不自然なものなのです。
一般的なシャンプーの多くは、乳がんの原因と考えられるような重大な危険性が指摘されている成分も当然のように使われています。
とにかく使った瞬間の、いわゆる「使用感」だけが追求されているようです。
本当に髪や地肌がすこやかに保たれるかどうかよりも、「きれいになったと思い込ませる」ことを主眼に作られている商品が多いのです。
問題は、「きれいになったと思い込まされて」いる間に、実は髪や地肌にダメージを与えてしまっていることです。
危険な成分入りのシャンプーを使い続けた結果…
シャンプーに含まれる有害な化学物質が髪や頭皮のトラブルの原因になることがあります。
その毒素は髪や頭皮など表面だけにとどまらないのがおそろしいところです。
防腐剤のパラベンなどの石油系成分は皮膚から吸収され、乳がんのリスクを高めると言われています。
子宮がんのリスクが指摘されています。
頭皮や皮膚から吸収された毒素は下腹部に溜まりやすいと言われています。
女性器は他の部位に比べて毒素が吸収されやすいと考えられています。
子宮がんのリスクはもちろん、頭皮から吸収されたシャンプーの毒素が下腹部にたまることで生理痛が重くなる原因になると主張するお医者さんもいます。
女性の魅力のカギである髪を魅力的に…と言いながら、女性にとって重大ながんリスクを高める成分を配合している。
それが一般的なシャンプーの実態なのです。
一般的なシャンプーに使われている毒性のある成分
合成界面活性剤
さて、具体的にシャンプーにはどんな有害な成分が含まれているのかというと、筆頭は合成界面活性剤でしょう。
かんたんに言えば石油です。
わかりやすく言えば食器用洗剤に使われる洗浄成分です。
きょくたんに言えば、物によっては食器用洗剤よりもシャンプーの方が洗浄力が強いこともあります。
シャンプーに使われる合成界面活性剤は、ラウリル硫酸アンモニウムやラウリル硫酸ナトリウムなどがあります。
これらの成分は発毛障害、白内障などのリスクが指摘されているものです。
毎日、頭皮から発がん性が指摘されている石油系成分を子宮まで浸透させていることを考えると、怖いですね。
近年女性のがんが増えています。
食事や環境などさまざまな原因が考えられます。
シャンプーが原因の一つではないとは言い切れません。
防腐剤
よくシャンプーに配合されている防腐剤は、パラベン、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノールです。
これらの成分は刺激が強いです。
頭皮の乾燥、炎症の原因になりかねません。
そんな状態が続けば、抜け毛、薄毛の原因になります。
刺激が強いということは、皮脂の過剰分泌を促すということです。
皮脂の過剰分泌は毛穴のつまり、抜け毛・薄毛の原因をつくります。
フェノキシエタノールはアルコールです。殺菌するために添加されます。
頭皮に殺菌剤を触れさせる。
皮膚の常在菌までころしてしまいます。
常在菌が正常に機能しなくなれば、抜け毛・薄毛の原因となる真菌の増殖をゆるしてしまいます。
パラベンは石油系成分です。
上述のように、頭皮から浸透して乳がんや子宮がんの原因になりかねない成分です。
シャンプーで「地肌をすこやかに」するつもりが、カビや雑菌が育ちやすい環境を作ってしまう。
シャンプーで「魅力的な髪に」と言いながら、薄毛の原因を作ってしまう。
健康的な毎日をイメージさせるCMを流しながら、静かに毒性成分を浸透させていく…おそろしいですね。
なぜそんな危険な成分を使うのでしょうか。
商品が腐らないようにするためです。
つまり在庫としてなるべく長くストックしておけるようにするためです。
利益追求のためということでしょう。
シリコン
「サラサラ」「つやつや」を売りにしたシャンプーによく使われるシリコン。
コーティング剤です。
コーティングして一時的にきれいになったように見せます。
実は髪に負担をかけています。
シリコンは髪だけでなく頭皮にも負担になります。
シリコンは流れにくく頭皮に残ります。
異物が頭皮に残ったままになることで、かゆみ、フケ、さらには抜け毛・薄毛の原因になってきます。
ジメチコン、シリカ、シリル化ケラチンなどが代表的なシリコンです。
~ポリマーというのもシリコンです。
シャンプーに添加するシリコンは無害だと主張するメーカーも多いです。
問題なのは、きれいになったように思い込ませておきながら実はごまかしているだけ」ということではないでしょうか。
合成着色料
合成着色料は頭皮にとって異物以外の何物でもありません。
かゆみや炎症の原因、アレルギーの原因となるおそれがあります。
主な合成着色料はタール系色素。
タール系色素は石油から作られる成分です。
赤色何号とか黄色何号などと表記されています。
石油系成分であるタール系色素は発がん性が指摘されています。
なぜそんなものをシャンプーに添加するのでしょうか。
液体の見た目がきれなほうが売れるからです。
売れるためだけに、有害物質が入っているわけです。
合成香料
さて、合成香料もやはり石油系成分が多いです。
アレルギーの原因、薄毛の原因になると考えられます。
発がん性も指摘されています。
オイゲノール、安息香酸、桂皮アルデヒトなどがあります。
当然、メーカーや広告は安全性を主張します。
それらの成分が危険である科学的根拠はないなどと主張します。
でも、石油です。
でも、化学物質です。
こちらで判断するしかありません。
なぜ危険性が疑われるような成分を添加するのでしょうか。
そのほうが売れるからです。
天然の香料もあるのに、なぜ合成香料を使うのでしょうか。
安いからです。
安心できるシャンプーを自分で選ぶ
本当に安全なシャンプーは自分で選ぶしかありません。
売る側はとうぜん良いところだけしか見せません。
危険性が指摘されている成分でも、「ただちに」悪影響がなければ平気で使われます。
それらの成分が10年後のあなたの美容や健康にどう影響を与えるのかを、一般的なメーカーは考えてくれません。
それでも最近は意識の高まりがあり、本当に天然の成分だけで作っている優良メーカーも増えてきています。
私が無添加シャンプーに興味を持った頃はネット通販もなかったし、信頼できるメーカーも少なくて今より高価で入手しづらく大変でした。
ただ、やっぱり髪は女のいのちです。
ふんわりとフェミニンな香りも重要です。
だから、健康やアンチエイジングのために、今の髪の魅力を犠牲にするなんてもってのほかですよね。
心地よい香りと使用感、安全性。
今日のきれいと未来のきれい。
両立できるシャンプーを選びたいものです。