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ミネラルファンデの選び方 完全無添加でコーティングありのものはない

本当に安全なミネラルファンデを選ぶには

本当に安全なミネラルファンデーションを選ぶために知っておきたいポイントを3点ご紹介します。

1 酸化チタン、酸化亜鉛がコーティングされている

酸化チタンと酸化亜鉛は紫外線散乱剤、また白色を出すために使われているミネラルファンデの主成分です。
この2つの成分はコーティングされているほうが安全です。

これらの成分は紫外線を反射することでUVカットします。
しかし、光を浴びると活性酸素が発生します。(光触媒活性)
活性酸素はお肌の乾燥、炎症、シミやシワ、老化の原因です。
せっかく紫外線を防いでも、成分自体が活性酸素を出してしまうとお肌にダメージをあたえてしまいます。

そのため酸化チタンと酸化亜鉛はシリカやステアリン酸マグネシウムなどでコーティングされていることが本当にお肌に安心なミネラルファンデ選びの基本です。

海外製のミネラルファンデーションはコーティングされていないものが多いです。

化粧品に使われる酸化チタンの毒性
化粧品に使われる酸化亜鉛の毒性

成分がナノ化されていない(ノンナノ)

酸化チタンや酸化亜鉛をナノ化して配合しているミネラルファンデは安全性の面で不安があります。
ナノ化された成分が皮膚から吸収されて体内に蓄積される危険性があると考えられています。
皮膚からの吸収以上に危険なのはナノ化した成分は舞い上がりやすく、吸い込むことで体内に取り込んでしまいやすいからです。

ナノ化する理由は何なのでしょうか? ナノ化すると透明度が増し、UVカット機能が向上するからです。

本当に安全な化粧品選びを考えれば、成分がナノ化されていない(ノンナノ)のミネラルファンデがのぞましいのです。

完全無添加でノンナノ、コーティングありのミネラルファンデを選ぶには

石油系合成成分無添加で、酸化チタン・酸化亜鉛はコーティングありで、ノンナノのミネラルファンデーションがあればいいのですが、現状では選択肢がほとんどありません。
そこで、本当に安全なミネラルファンデを使うための4つの案をご紹介しましょう。

1 Lar(ラー)ネオナチュラルのUVフェイスパウダー(花おしろい)

「タルク」を許容するのであればLar(ラー)ネオナチュラルのUVフェイスパウダーという選択肢があります。
タルクは賛否両論あるミネラル成分ですが、ネオナチュラルは本当にいいものを作っているオーガニック化粧品の優良メーカーですので信頼感はあります。他のLarネオナチュラルシリーズを使っている方や質のいいオーガニック成分で作られたものを使いたい方が選んでいます。
成分の質、安全性、肌へのやさしさでミネラルファンデを選ぶなら、現状ではこのUVフェイスパウダーがベストアンサーかと思います。

2 真珠の雫 シルバー

真珠粉末をミネラルファンデーションとして使うという方法も。
ただし、もちろん色はつかないのですっぴんメイクとしてです。
100%真珠粉の真珠の雫という商品があります。

真珠粉は光を反射することで肌の透明感アップ、毛穴レス感アップ、UVカット効果があります。
皮脂を吸収してテカりを抑え、自然な白みでお肌の明るさをワントーンアップします。
敏感肌やアトピーで普段すっぴんで過ごしているという方は、パウダーをつけてみるだけでもだいぶ違った感じがしますよ。

3 ワンブラッシュ ピュアシルクパウダー100%

シルク(絹)100%のフェイスパウダーをすっぴんメイク用に使うのもいいでしょう。
色はつきませんので、透明感アップとテカりを防止する程度のナチュラルすっぴんメイクです。

下地やルースパウダーとして使っている方が多いようですが、敏感肌やアトピーでメイクができない方にはすっぴんメイク用として。

4 手作りミネラルファンデーション

ミネラルファンデーションは手作りしてしまったほうが成分の点で安心できます。
化粧品の中では成分がシンプルな部類ですので素材も揃えやすいですし、調合も簡単です。
酸化チタンや酸化亜鉛はコーティング済みのものも売られています。

少々手間ではありますが、成分で妥協しないミネラルファンデをお探しでしたら手作りしてしまったほうが近道かもしれません。

完全な手作りではなく、完全無添加でコーティングなしのミネラルファンデを買って自分でステアリン酸マグネシウムを加えてコーティングして使用している方もいるようです。

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