一般的な口紅に使われている危険な成分
口紅は食べ物?
女性は口紅を一生のうちに20本食べると言われています。
少量ずつ食べ続けてしまう口紅。
この口紅も実は危険な成分のオンパレードです。
「発色がいい」「落ちにくい」「ムラがでない」「つやが出る」
そんな売り文句の口紅ほど、実は危険な成分で作られているかもしれません。
あなたがいま使っている口紅は、何が理由で選びましたか?
口紅に使われている危険な成分
タール色素
口紅は色を出すもの。
色を出すのは色素ですね。合成着色料です。
口紅には赤色202号を筆頭とした危険な赤色何号が使われています。
このタール色素。シミの原因であるメラニンを皮膚に定着させてしまうことがあります。
紫外線と反応して活性酸素を発生させると言われている色素があります。
つまり、発色のいい口紅できれいに唇を飾っていると思ったら、その下では唇の色を悪くするはたらきを助けてあげてしまっている…ということになっているかもしれないのです。
タール色素自体の沈着もありえます。
合成界面活性剤
口紅は色素や油分、水分を練り合わせたもの。
界面活性剤は油分と水分を混ぜ合わせ、色素を安定させるために使われます。
合成界面活性剤は石油から作られたもの。
あなたの口紅の油分、もとは石油です。
合成界面活性剤は唇の乾燥の原因になります。
うるおい感アップを売りにしておきながら、実は乾燥の原因になる成分を使っているわけです。
合成ポリマー
落ちにくさを売りにしている口紅によく使われているのが、合成ポリマーです。
ピタっとくっつくようなイメージを売りにしている口紅。うるおい感をうりにしている口紅に使われている場合があります。
この合成ポリマー、唇の水分を吸い取って密着しているんですね。
ぴったりくっついて唇本来の色をごまかしながら、実は乾燥させ、唇の色を悪くする原因になっているわけです。
防腐剤
口紅の防腐剤にはメチルパラベンやプロピルパラベンが使われることがあります。
これらは石油系成分です。
パラベンは皮膚や粘膜を刺激してただれや発疹を起こす可能性があります。
口紅は口に入るもの。粘膜に触れるもの。
なのになぜパラベンを使うのでしょう?
パラベンは安いからです。
防腐剤を入れておかないとすぐだめになってしまって、消費期限が短くなってしまうからです。
つまり利益追求のためですね。
パラベンは少量なら大丈夫だという主張もあります。
少量でも、石油から作られた化学物質を唇につけてることを考えたら、私は避けたいという感じがします。
きれいな色の口紅をつけ続けて唇が汚くなってくるという恐怖
発色がよくムラがない、落ちにくくてうるおい感を演出する、そんな高機能な口紅ほど危険な成分が多く使われていることがあるということですね。
唇を魅力的に見せながら、本来の美しさを損なっていくわけです。
今日、口紅で唇をピカピカにしながら、5年後、10年後に、乾燥してシワシワの、色の悪い唇になっていることを想像してみてください。
私は避けたいですね。
アンチエイジングのキモは「唇年齢」にありとも言われています。
かといって、きちんとお化粧をしないなんてレディ失格です。
大事なことは、今日のきれいと未来のきれいを両立できるオトナの選択をすることです。
子供は派手な宣伝やパッケージのイメージだけでコスメを選びます。
大人の女性は成分で選ぶもの。
そういう意識って、自然と外面にも出てくるものです。
「○○さん今日も素敵だな」
ちゃんと良い物を選んでメイクしている今日。
「○○さんっていつも素敵だな」
悪い成分の影響を受けずに気持ちよく自分で選んだものを使う毎日。
「○○さんってずっと素敵だな」
唇本来の美しさが日に日にかがやいてくる大人のコスメの選び方。
今日のきれいと明日のきれい。
これが両立できる口紅選びができるとレディ度がアップします。