化粧品に使われる危険な成分

化粧品の石油系成分の毒性

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化粧品に石油が入っている…?

化粧品には石油系成分が使われているものが多いです。

コスメはもちろん、シャンプーやせっけん、洗顔料にも石油から作られた成分が使われています。

真っ黒でドロドロした原油を想像してみてください。
そこから作られたものが、肌に毎日つけるものになるとイメージすると気持ちわるいですよね。

コスメに必要な油分も鉱物油が使われている商品が多いです。
植物性の油も安全な動物性の油もあるのに、なぜ鉱物油なのでしょうか? 安いからです。

そもそも合成界面活性剤は、戦時中の物資不足のときに天然のせっけんの代用品として使われるようになったものです。
しょうがなく使っていたものなんですよね。
それを豊かになった今日にいたるまで使い続けるのは、メーカーの利益追求の姿勢以外の何物でもありません。

石油系成分入りの化粧品を使い続けると…

洗浄力が強すぎる合成界面活性剤は肌の乾燥の原因になります。
食器用洗剤にも使われていることを考えれば想像できますが、油脂を落としすぎます。

シャンプー、洗顔料、ファンデーションまで、石油から作られる界面活性剤まみれになってしまっていませんか?

乾燥するということは肌荒れの原因になります。
皮脂は落としすぎると分泌が過剰になり、オイリー肌の原因になります。

皮脂の分泌が過剰になり、乾燥が炎症につながれば、ニキビ、吹き出物の原因となります。

乾燥が続けばシワの原因に。
その状態が続けばたるみ、シミの原因にもなってきます。

石油系成分の保存料もよく化粧品に配合されています。
保存するということは殺菌するということ。
お肌に殺菌する化学成分をつけるなんて怖いですよね。

そういった刺激の強い石油系成分を使い続ければ皮膚の老化にもつながります。
きれいになるつもりで使っている化粧品で老化していく…おそろしいですね。

美容だけでなく、石油系成分は発がん性も指摘されています。

代表的な石油系成分。あなたの使っているコスメやシャンプーを今すぐチェック!

石油系界面活性剤

界面活性剤は水と油を混ぜ合わせるために使用されます。

よく考えてみれば、本来混ざるはずのない水と油が混ざっているという時点で自然なことではありません。

合成界面活性剤は化粧品、シャンプー、ボディソープなどに入っています。

毎日、お肌に、頭皮に石油を擦りこんでいるとイメージすると怖いですね。

頭皮から吸収された合成界面活性剤が毒素として下腹部にたまり、生理痛や子宮がんの原因となると主張しているお医者さんもいます。

石油系防腐剤

石油系の防腐剤として有名なのがパラベン。
あなたが使っている化粧品やシャンプーのボトルをチェックしてみましょう。~パラベンはありましたか?

メーカーは「少量の使用なら大丈夫」と言っています。

1%まで配合していいことになっています。
動物実験では、8%含有のエサを食べたラットが死亡しました。

そんなものを皮下吸収させているわけです。

鉱物油

ファンデーションは鉱物油が使われているものが多いです。
ミネラルオイルと表記されている場合もあります。
石油からプラスチックを作ったときにでる廃油から作られている鉱物油が化粧品に使われていることも多いです。

中国人は「地溝油」と言って下水からとった油カスで食用油を作りますが、石油の廃油をファンデーションとして顔に塗るのはそれに近いことかもしれません。

最近では鉱物油の安全性を主張するメーカーも出てきました。
もしあなたがそのメーカーを信用しているなら、信じて使い続けるのもいいでしょう。

化粧品に使われる代表的な鉱物油は、パラフィン、セレシン、ワセリンなど。

石油由来の合成着色料

いわゆるタール色素のこと。
赤色何号や黄色何号というのは、このタール色素のことです。
コールタールでおなじみのタールです。石油っぽいですね。
たばこに含まれるタールを想像すると、なんだか気持ちわるいですね。

危険性はなんといっても発がん性です。
意識の高い北欧ではすでに使用が禁止されている色素もあります。
なぜそんなものを日本では使い続けているかというと、利益追求のためです。
見た目がよければ売れるのです。

石油由来の合成香料

合成香料も石油から作られているものが多いです。化学物質です。

石油系合成香料はホルモンバランスを乱すと言われています。
つまり、女性のニキビや肌荒れの原因になりうるということです。

いい香りに気持ちよくなっていたら、実は毒素を取り込んでいた…というのがおそろしいですね。

自分で賢くコスメを選ぶ

なぜ危険性の指摘されている石油系の成分が化粧品に使われているのでしょう。
それは、安いからです。

作る側としては安くて品質が安定していて重宝します。
買う側としても使用感がいいし、一見魅力的に感じられるます。
つまり安くつくって、たくさん売れるのです。

最近では石油系成分の安全性を主張するメーカーも増えてきました。
技術が向上したので昔危険と言われていたものも安全になったと言います。
あなたが信頼しているメーカーであれば信じて使い続けるのもありでしょう。

結局、自分で選ぶしかないんですよね。
自分で使うものを自分で選ぶ。
長い目で見たときに、美しさと健康に差がついているかもしれません。

でもなにより、自然な安全な化粧品を使うというのは気持ちいいものです。
海外のセレブがオーガニックにこだわるように、信頼性の高い天然のものを使うというのはエレガントな気分にさせてくれます。

安全かどうか疑いながら石油系成分が使われている化粧品を使うよりも、安全だと信頼できるものを気持ちよく使うのは大人の女性の特権だと思います。

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