アンチエイジングの敵になる化粧品の成分
化粧品の添加物のなかには肌の老化の原因になる成分があります。
コスメや洗顔料は毎日使うもの。
毎日使うものにエイジングの原因となるような成分が入っているというのがおそろしいですね。
表面的にはきれいになったような気がしながら、実は肌の老化を早めてしまっていることになっているかもしれません。
合成界面活性剤はエイジング成分の筆頭
化粧品やシャンプーに含まれるアンチエイジングの敵。
エイジング成分の筆頭となるのが「合成界面活性剤」です。
合成界面活性剤は石油から作られています。
合成界面活性剤は洗浄力が強すぎます。
肌の必要な皮脂まで取り除きます。皮膚のバリア機能を壊してしまいます。
「さっぱりきれい」になったつもりが、実はダメージを与えてしまっているんですね。
防腐剤パラベン
次に防腐剤のパラベン。
これも石油由来の成分です。
パラベンは商品が腐らないように殺菌するもの。
これが肌の常在菌までころしてしまいます。
パラベンそれ自体に刺激もあるので、乾燥の原因になります。
乾燥すればシワ、くすみ、吹き出物など肌トラブルの原因になります。
合成着色料と香料
合成着色料と合成香料も主に石油から合成されて作られたものが使われています。
色と香りがいいほうが商品が売れるので添加されています。
合成着色料は活性酸素を発生させる原因になるという指摘があります。
活性酸素は細胞を酸化させるもの。
細胞の酸化とはつまり老化のことです。
自然派「風」化粧品のおそろしさ
問題は、いっけん肌のことを考えて作られているような化粧品です。
自然志向「風」の化粧品にも老化の原因と考えられるような添加物が使われていることがよくあります。
なぜ問題かというと、知らずしらずのうちにエイジングの原因になるような成分を取り込んでしまうからです。
有害な添加物は皮膚から吸収され、体内に蓄積されます。
お肌へのダメージもすぐには現れず、蓄積されてある日気づくようになります。
高い洗浄力やコーティング効果できれいになったと思わせておきながら、実は老化を進めるような成分が使われている。
気づいたときにはもう遅い。
それが、ナチュラル「風」化粧品の恐怖です。
アンチエイジングを考えて無添加を選ぶにはどうしたらいいの?
まずは合成界面活性剤不使用のシャンプーやせっけんを選ぶことから始めてみましょう。
無添加のシャンプーやせっけんは一般的な市販品でも種類が増えてきています。
使用感や香りも良いものがあり、添加物入りのものから切り替えるストレスも少ないでしょう。
ただし、植物性成分を売りにしているのに実は化学成分、石油由来の成分が使われている商品も多いので注意が必要です。
コスメを完全無添加にするのは少々むずかしいでしょう。
メイクの機能性を求めれば、完全無添加の選択肢はほとんどなくなってしまいます。
ファンデーションや日焼け止めに関しては主成分それ自体が添加物なので、無添加というわけにはいきません。
アンチエイジングのためにすっぴん派になってしまえば、「今日のきれい」を捨ててしまいます。
かといって、10年後にどんな影響があるか分からない添加物まみれのものを使い続けるのも問題です。
女性としてはすっぴんで生活するというわけにはいきません。
どこまでよしとするか、なにをNGとするか、使うものを選ぶ必要が出てきます。
共感できるナチュラル思考を持ったメーカー・ブランドが見つかると安心ですね。
「無添加が気になるのはアンチエイジングが何よりの目的だから…」という方は、部分的に若見えにつながるポイントをおさえて柔軟に機能の高い基礎化粧品とナチュラルコスメを使い分けるのもひとつの手です。
どんな化粧品を使うかで、毎日蓄積されていくエイジングの原因となるような添加物の量が変わってきます。
毎日の選択が、10年後に「○○さんってずっと変わらずきれい」と言われるような未来につながっています。
それは10年後に振り返っても取り戻せないものです。
エステや美容整形で必死に若さを取り戻そうとしている女性と、早いうちから無添加のものを選んで自然なきれいを大切にしてきた女性。
あなたはどちらが素敵だと思いますか?